夏が残像になっていく。
風鈴が寂寥を帯びていく。
虫の声が透明さを増していく。
寂しいですな。
「まだまだ明日にでもなればまた暑さを取り戻すさ」みたいな白い歯と太陽が似合う好青年風な思考(俺の偏屈なイメージによる)にもしすがったとしてもその実現の後にはまたより確実になっていく夏の老衰、臨終、分解、消滅。その流れが寂しく待ってるだけ。とわかってる。
だったらこのまま夏を見送ったほうがいい、と思いました。
もうこのまま暑さも俺の気分も盛り返さないで秋にバトンタッチしてくれると気持ちいいんだけどな。
夏がとても好きなので。
名古屋台風平気だろうか。
YES.spoon/HOZZY
2005/8/25 (木) 12:00:00
俺は、何だか知らないけど東急田園都市線に縁があるみたいです。
「鷺沼」「つきみ野」「青葉台」ともう既に三箇所に住んだことがあります。
だからかなんか知らないけど未だにこの線には俺を惹きつける吸引力があるようで、たまに無性に乗りたくなる。
そして今また猛烈にこの線路沿いに住みたいと思っている。
昨日久しぶりにこの電車に乗った。
用事があるといえばあるけど、ないといえばない。
「二子新地」で降り、ぶらぶら散歩してみました。
陽射しが強すぎて眩暈がしたけど、フラフラと多摩川を目指し蛇行。
ちょうど花火大会の当日だったらしく、屋台や席とり用のブルーシートやらで川沿いの広場はまだ真昼間にもかかわらずちらほら埋まっていました。
河を挟んだとなり駅の「二子玉川」はもう東京都。
俺がいる位置は神奈川県。
バリバリ二子玉川の駅が見えるのに、向こう岸がやけに遠くに見えたのは多分俺が田舎者だから。
境界線っつーのはやっぱ変に重みがあるな。うむ。
ガリガリ君がすげー食いたくなった。
多摩川と言えば、最近話題沸騰中の「NANA」。
映画公開ももうすぐですね。
2巻が発売した頃位から何気にずっと読んでます笑。
妹が読んでいたのをなんとなく読んでみたらはまってしまった。
少女漫画に対する偏見がおかげでなくなりました。
実写版がどんな風になっているのか楽しみであります。
YES.tamagawa!/HOZZY
2005/8/21 (日) 12:00:00
金属マニアの僕は、より美しい金属を手に入れるため、カスロペルムという星を目指した。
宇宙旅行と行ったら一般的には宇宙船だけど、船ほどの高価な乗りものは貧乏人の僕にはとてもじゃないけど買える代物じゃない。
中古船でも7000セロムはする。僕らの国の一般サラリーマン半年分の給料に相当する値段だ。
だから彗星特急の三等室チケットを代理店のおばちゃん相手にねばってねばって土下座までしてやっと15セロムで買い落とした。
彗星特急は「彗星」「特急」とは名ばかりの実にノロマな宇宙列車として有名だ。
衛生的にも、とても「彗星」から連想されるような綺麗さとは程遠い、実に不衛生な環境の中にある。ドブの臭いが常にするんだよ。臭い。
ただどれだけノロマで汚くても、格安の値段と確実に目的地まで運行するという信頼で、特に僕のような最下層の出身者たちには人気がある。
僕はデロル出身だ。
デロルとは、僕らの国の階級制度において最も地位が低く、しかし最も神に近いとされている階級だ。
ぎりぎりヒューモ(人間)として認められている僕たちみたいな階級が最も神に近いだなんてなんて皮肉な話だろうとつくづく思う。
でも神に近いと言われることは、僕らにとって何にも変えがたい誇りなんだ。僕らデロルは日に12回の礼拝を決して忘れない。
僕はノミが跳ね回る三等室のベッドの上で、まだ見ぬ金属「ゼノン」のことを想像していた。
もう500近い種類の金属を集めたけれど「ゼノン」はまったくもって未知の金属だ。
聞いた話によると青と白がマーブル状に描かれて、この世のものとは思えないほど美しく発光するらしい。
更に強度がとても高く、柔軟性にも優れているため、仮にもっと多くコンスタントに採取できる方法が見つかれば世界の金属工業に革命を起こせるとも言われている。
それほど優れた性質を持っているようなんだ。
三等室の天井がガッタンゴットンと揺れるたびに「ゼノン」に対する愛しさが膨れあがっていく。
ああ、あと15時間でカスロペルムに着く。
こんな物語も幽体離脱すれば現実として実現するらしい。
つーか現実とは何なんだい?
YES.zenon/HOZZY
2005/8/19 (金) 12:00:00
ついさっき、久しぶりに、遊んだ。
化石のような毎日をここ最近送っていたなぁ、とボウリングの玉を転がしながらしみじみ思いました。
こないだの新宿ロフトのライブも久しぶりのライブだったし、昨日まで曲作りに半身以上沈み込んでいてゴポゴポと少しチアノーゼ気味だったかも。
アメリカから一時帰省中の友人アラキ(仮名)に会うのが目的でシャレイド(地元のライブハウス)に集合しました。前藍坊主ドラマー亀井、フジモリ、キーボン(仮名)、さとし君(仮名)、俺、で集まったわけだけど、野郎どもで遊ぶっていったらもう酒呑むかボウリングやるかしか頭に浮かばん。他になんかあったっけ。
つーことで6人そろって軽トラでガッタンゴットン決闘会場を目指しました。車のドアが叩かないと開きませんでした。
去年もアラキ(仮名)が帰ってきたときにボウリングやりに行ったんですが、ただ転がすだけじゃおもしろくねー、ってことで敗者に厳しい罰ゲームを課すことを決めたんです。
今年も勿論、罰ゲイムがありました。
それは、、、、、後で書くとして、結果から言うと、ボウリング大会は、俺の、惨敗、でした笑。
2ゲームやってダントツビリ。
腐ってるぜマジ。
「どうした俺、腐ってるのは知ってるけど玉も転がせないなんて恥ずかしいじゃないか。」
とか、別に何も思ってねー笑。
これが一番ヤバイですよね。
だれか闘争心を分けてください。
つーか亀井には勝てると思ってたのになー笑。
フジモリに至っては、4回連続ストライクとかだして大フィーバーだし、他の奴らも途中から鼻くそほじくりながら投げるぐらいの余裕っぷり。
正直へこんだ笑。
で、負けドッグとなった俺は罰ゲームをやったわけなんだけど、ここではやっぱ割愛させていただきます。
ギリギリ言えるのは「体を張ってポップコーンを手に入れた」ぐらいかな。
万引きじゃありませんよ笑?
まぁでも結局のところ、最終的には、俺は「試合に負けて、勝負に勝った」と大きな声で言わせてもらうことにします。
特に、去年敗者だった彼に。
YES.ARAKI!/HOZZY
2005/8/14 (日) 12:00:00
四角を四角いと認識すること。
砂糖を甘いと認識すること。
ソプラノを高いと認識すること。
糞尿を臭いと認識すること。
石を硬いと認識すること。
これが5つできる人は多いと思う。
中には障害があってできない人や、四角が三角に見えてしまう芸術家傾向の人や、糞尿をいい匂いだと思うそういう嗜好の人もいると思うけど、一般的には四角は四角く砂糖は甘くウ○コは臭いと世界はルールで決めていて、俺達はそれに従い五感それぞれの感覚をルール通り用意された言葉に当てはめていく。そして多数の人間が色々な感覚を同じ感覚として共有していく。いいねえ。
次にこれらの五感が感情に派生するわけだけど俺はマジ人間は不思議だと思う。
目の前に滝川クリステルが現れた。
まず『視覚』が彼女の全体像をとらえる。
「性別→女性」「年齢→20代」「髪型→セミロング」等々を認識する。
A君「綺麗、かわいい」→心が躍りだす。
B君「別に」→視界からすぐに消え去る。
滝川さんはアナウンサーになるほどの人なので一般的には容姿端麗であると言える。世界のルールはそう言うでしょう。
滝川クリステルが二人の横を通ったとき淡い香りが漂った。
彼らの『嗅覚』がその匂いをとらえる。
「香水のようだ」「甘い」等々を認識する。
A君「臭い」→躍った心がこける。
B君「あっ、、、、、いぃ、、」→ドキン。
滝川さんはアナウンサーになるほどの人なので一般的には良い匂いであると言える(多分いい匂い)。世界のルールはそう言うでしょう(きっと)。
一般的に綺麗だったりいい匂いだったりしても人の好みで感情はかわるもの。まぁ一般的っつーのがまず大多数の基準ってことだからあてにはなるけどピンポイントじゃないって事も分かってるんだけど、それを差っぴいてもこの五感から感情への経路の不定形さ具合は不思議だと思う。当たり前っちゃ当たり前だけど何なのコレ。当たり前だから不思議だ。不思議。藤城。
これを不思議と思ってるうちは絶望を絶望と認識するにはあまりあるな。うーん。絶望だと思い込んでたこともあるんだろうか。
YES.tamesue!/HOZZY
2005/8/11 (木) 12:00:00
どうやら固体派じゃなかったようだ。 / HOZZY
好物は何か?
と聞かれてもいつからかすぐに答えられなくなっていた。
これだ!ってのが気がついたらないじゃないか。
子供のころはすぐに口をついた気がするのにな。
うまいもの食ったらもちろん幸せになるけど、それらは好物とは言い切れない。俺のジャッジは厳しいぜ。
しかし。最近やっとピンときた。
「俺はこれが好物なんじゃねえか?!」と。
衝撃的でした。
こんな身近で今まで一日として口にしなかったことがないもの。
「水」!
こないだ、いつもと変わりない一日の、蝉も泣き止む終わりごろ、何の変哲もない自販機で何気なく買ったミネラルウォーターが唸るほどうまかった。人生観が変わるほど。
「ハンパじゃねー!」
まるで何かを悟ってしまった風に空を見上げた程です。
近すぎて見えていなかった、飲みすぎて麻痺していた、しかしよくよく思えばよくもまぁ23年間飽きずに口にしてるもんだとなんだか改めて感心してしまいました。
しかし冗談抜きで、「水」の奥深さと包容力に今骨抜きです。
好物が明確になり少しだけ人生が明るくなりました。
ちなみにタクロウ君は「丼マニア」です。
郡山にあるそば屋のカツ丼が好きらしい。
YES.menthol/HOZZY
2005/8/9 (火) 12:00:00
田んぼに舟を浮かべて宴会をする小柄な和服たち。
月も見えない真っ暗な夜に、青白い光をまとって彼らは祭りをしておりました。
酒を呑み、歌をうたい、舟の上で踊り、何故か釣りをする人物も。
中には白無垢に角隠しの花嫁もいて、今思えばあれは彼ら流の結婚式だったのかな。
陽気な音頭が田んぼの水底から響いてので目を凝らすとCDラジカセが沈んでいました。
笑い声や会話(日本語じゃなかった)から漂う「間」がもう異世界臭ぷんぷんだ。
ふむふむふむ、これは人間が見てはいけない光景だ。
すげえラッキー。
と思った瞬間、目が覚めちまった。
しかし、鮮明だったな。
YES.ciocai/HOZZY
2005/8/5 (金) 12:00:00